1:04/01/11 14:09 ID:
言わずと知れた推理作家、エラ○ー・クイーンについて
思う存分語りましょう。
3:04/01/11 14:31 ID:
「Yの悲劇」最大の謎は・・・
サム警視が他人の家の使用人に対してやたらと高飛車なことだな

これは時代を考えたら謎でもないんじゃないの?
警察官なんて居丈高なものだし
相手が使用人なら尚更だと思うが
4:04/01/11 14:38 ID:
それを言うならクイーン警視も高飛車だと思う
5:04/01/11 14:38 ID:
「シャム双子の謎」を永井豪の絵で読んでみたいような気がしなくもない
 
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6:04/01/11 14:43 ID:
>>4
高飛車つうか、多分にレイシストだし。
ローマ帽子とか読むと。
>>3
の言うように、時代っちゃ時代なんだけどさ。
10:04/01/11 17:28 ID:
早川文庫だと『~の謎』じゃなくて『~の秘密』だからなんか違和感ある。
11:04/01/11 17:34 ID:
創元の「クイーンの事件簿2」がいつの間にか品切れ・・。
絶版か?
12:04/01/11 18:18 ID:
>>3
職業警察官を傲岸な人物として描いておいて
丁寧で紳士的な探偵役と対比させ
読者にカタルシスを与える
という面もあると思われ

基本的にはホームズ譚と同様のキャラ設定かと
16:04/01/11 22:49 ID:
>>11
「事件簿1」はどうなの?
18:04/01/11 23:07 ID:
>>16
事件簿1はAmazonとかWeb通販で大きいところなら、在庫はあるみたいだよ。 
19:04/01/11 23:20 ID:
>>18
おお、情報サンクス
俺自身は「事件簿1,2」は既に持ってるが、これは確かラジオドラマのノベライズだったね。
本編とはまた違った軽いノリだが、けっこう好きな本だ。
 
特に「生き残りクラブの冒険」の「魔術」「論理」の言葉の応酬は嬉しい。
シーラの存在は、まあご愛敬。
もし絶版となると寂しいな。
20:04/01/11 23:25 ID:
>>21
シーラじゃねーや、ニッキーだよ
混同してた罠(鬱
21:04/01/11 23:25 ID:
>>21
でもさ、現行のやつって、表紙がこうなのよ


どうよ、これ?
ここは一回完全に品切れにしてもらって、新装版を出してもらいたいなどという気もする
22:04/01/11 23:33 ID:
>>25
むむ・・・こんなになってたのか。
俺が持ってるのは、靴と帽子が並んだ古い表紙のやつだからなあ。
マンガっぽいのは俺的には一応許せるよ。
もともとユーモラスなストーリーだしね。
 
ただニッキーの絵が、俺自身のイメージとかけ離れているのが大きな減点材料だなw
絶版でも新装版出るかな?
まあクイーンなら大丈夫か。
32:04/01/12 10:30 ID:
講義を続けましょう。
国名シリーズランキング(決定版)
1 ギリシア棺の秘密
2 オランダ靴の秘密
3 エジプト十字架の秘密
4 アメリカ銃の秘密
  日本庭園の秘密
6 チャイナオレンジの秘密
7 ローマ帽子の秘密
  フランス白粉の秘密
9 シャム双生児の秘密
  スペイン岬の秘密

必読は1~3位。これだけ読んでおけばいい。後は大分落ちる。
33:04/01/12 10:31 ID:
ギリシアは、二転三転する論理展開の妙味、意外な犯人等本格ミステリとして
申し分無い出来栄えで、重量感も溢れる名作。

オランダは、コンパクトにまとまったアクロバティックなトリックが冴える佳作。
 
エジプトは、首尾一貫した論理性の点では、前2作に劣るものではないが、残虐性とアクション等を強調し、通俗に過ぎるのが減点要因。

4位のアメリカと日本庭園は、従来は過少評価気味の感あり。
前者はいかにもアメリカ製のミステリらしい明るくにぎやかな雰囲気が魅力、アクロバティックなトリックも悪くはない。

後者も、東洋に関するレイシズムぽい部分を気にしなければ、異色のパズル小説と
して十分に楽しめるものがある。
 
6位のチャイナはこの辺が妥当な評価かと思う。
可も無く不可も無い作品という感あり。日本人にはわかりにくい手がかりではある。
 
7位のローマとフランスは、過大評価されていた感がある。
特にフランスにはその感が強い。
1、 2作目にしては、巧く書けている程度の評価が妥当であろう。
ローマは日本人にとってはチャイナと同様な欠陥があり、フランスは犯罪立証の詰めまで出来ないのがイタイ。

クイーンには珍しい怪奇探偵小説であるシャムは個人的には好きな作品だが、パズル小説として評価すれば、やはり最下位ということになる。

これもクイーンには珍しい観光小説としての魅力があるスペインも同様、オープニングから大筋が読めるような部分があり、パズル小説としての出来は悪い。
34:04/01/12 11:03 ID:
>>28
2の表紙はこれ(w


描いていない。
でも、エラ○ィ背、低っ!
ニッキー、「エアホシスト」並に首がっ!何か顔、四角い!!
35:04/01/12 11:10 ID:
>>45
「エアホシスト」ワラタ
ん~なんか雰囲気が家庭的ね。
40:04/01/12 13:20 ID:
『ギリシア棺』で挫折してしまうようでは、本当の本好き・ミステリー好きとは言えないな。
45:04/01/12 15:13 ID:
「Yの悲劇」といえば思い出されるのが、78年にフジテレビで放映されていた
日本版のテレビドラマ。
 
当時は金田一のイメージがまだ強かったのか、謎に挑むは石坂浩二!
舞台となるのが“矢ヶ崎家”(頭文字にちゃんとYが入っている)というのが
おかしかったな。誰か観ていませんでしたか?
48:04/01/12 21:09 ID:  
パティ、ただウザかったという印象しかない。
50:04/01/13 00:16 ID:
国名シリーズにドルリー・レーン・シリーズ、ライツビル・シリーズ等、
他のクイーン作品を組み込んだベスト10(決定版)を紹介しておこう。

1 Yの悲劇
  ギリシア棺の秘密

3 オランダ靴の秘密
4 Xの悲劇
  エジプト十字架の秘密
6 中途の家
  神の灯(中編)
8 Zの悲劇
  アメリカ銃の秘密
  日本庭園の秘密
51:04/01/13 00:17 ID:
Yとギリシアが質量ともに双璧をなすクイーン・ミステリの決定版と言えよう。
Xとエジプトは共に過去の因縁話絡みの作品。事件の凄惨さも共通する。
読み応えは十分。
 
中途の家は、国名シリーズの良作にも劣らない出来栄え。
タイトルそのものが作品のトリックを暗示しているような部分もあるが、後年のライツビルものとは異なり、人間ドラマではなくクイーンらしい謎解きパズル小説に徹した点が成功している。

神の灯は、中途の家とはテーストが異なるJ・D・カー風の不可能犯罪もの。
中編だが傑作である。
 
YとXの影に隠れがちなZではあるが、国名シリーズの過半の作品よりは面白い。
なお、レーン4部作は一体として評価すべしとか、X~Zは最後の事件の前座に過ぎない

というような妄言を書き散らしている者がいるが、これは誤りである。
著名なランキングが、全て各作品を個別に評価している事実を見ても、この点は明らかかと思うクイーンの作風の転換点と言えるライツビル・シリーズには、パズル小説として見るべき作品はない。

人間ドラマを書かせるとクイーンはクリスティには遠く及ばないのも衆知の事実である。「災厄の町」はクイーン自身のPRに惑わされた読者の過大評価と言えよう。
クイーン親子の本拠地であるNYを舞台にした「九尾の猫」も決して面白い作品ではない。
 
こういうサイコ・ミステリ風の作品は、そもそもクイーン(作者の意味でも探偵の意味でも)の事件ではないのである。
67:04/01/17 13:59 ID:
エラ○ークイーン探偵とニッキーポーターという若い女性は恋人だったのかな?。
それとも結婚したの?
小学校の頃、「生者と死者」を読んだ覚えが・・・。
71:04/01/18 13:43 ID:
正直、クイーンの普通のベスト10なんかこれまでにいくらでも出てるんで、誰か中期~後期のベストを語ってくれませんか?
ライツヴィル以降でももうちょっと注目すべき作品があると思いますが。
前期とは評価軸を変える必要があるかもしれんが。
73:04/01/18 23:02 ID:
レーン・シリーズ、国名シリーズを除いたクイーン作品ベスト5
世評に流されれば、

1 中途の家
2 災厄の町
3 生者と死者と
4 九尾の猫
5 フォックス家の殺人又は十日間の不思議

しかし、クイーンに初期のパズラーの名手を期待する者は、
1以外の作品には失望するものと思われ。
74:04/01/19 00:47 ID:
後期なら「ダブル・ダブル」か「第八の日」あたりが好きだな。
あと何気に「緋文字」も。
75:04/01/19 11:12 ID:
『ガラスの村』もいいね。
84:04/01/23 20:34 ID:
かってクイーン作品を「文字だけで書いた数学の本に過ぎない」と評した論客がいたが、「Yの悲劇」(評者によってはそれ以上)と並ぶクイーンの最高傑作「ギリシア棺の秘密」を見ると、もうひとつ深いものがあるようにも思われる。
 
若き日の青年探偵クイーンの破綻する推理を通して、現実を前にした論理の空虚さ
をパズラーの神様自身が確信的に描いているようにも思えるのだ。
言うまでもなく、いかに論理的整合性を持つ推理であっても、それが事実とは限らないのである。

アントニイ・バークリー等の指摘を待つまでもなく、本格のマエストロであるクイーンは、とうに名探偵の御都合主義の推理に自覚的であった
のかもしれない。
その論証を最高傑作でやってしまったとしたら、やはり凄いと言わざるをえない。
122:04/01/26 23:24 ID:
>>133
>出版社の裁量によるものと考えてもよいのでは?

やっぱりそうなんだろうなあ。ところで

創元推理文庫「国名シリーズ」の登場人物表による登場人物数
ローマ帽子の謎    17
フランス白粉の謎   17
オランダ靴の謎    36
ギリシャ棺の謎    39
エジプト十字架の謎  16
アメリカ銃の謎     7
シャム双子の謎    11
チャイナ橙の謎    18
スペイン岬の謎    20
ニッポン樫鳥の謎    9

作品によってかなり差があり、創元が常に多いというわけでもない。
もちろん本来の登場人物の数の違いもあるが、端役をどこまで含めるかという点でも変わってくる。
243:04/02/23 22:52 ID:
クイーンの最高傑作は、
国名では「ギリシア棺の謎」「オランダ靴の謎」
四部作では「Xの悲劇」
その他では「中途の家」

いずれも本格として完璧な出来栄え。
244:04/02/23 23:11 ID:
>>256
同意。国名だとギリシャも入れていいかな。
245:04/02/24 02:00 ID:
入ってるやん