1:2009/06/13(土) 13:19:14 ID:
個人的な見解
現在活躍している作家でいえば、
有栖川の小説が正統派、綾辻はぎりぎりセーフ、京極はアウト。
2:2009/06/13(土) 13:34:14 ID:
>>1
は大して本読んでない、ということは推理できる
4:2009/06/13(土) 18:43:28 ID:
個人的な意見としては、図と状況の箇条書きまで削ぎ落としても成立するのが本格推理小説だと思う。パズル化の可能。
つまりシュノーたんはかわいい
6:2009/06/13(土) 19:09:54 ID:
許せるって何?
 
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8:2009/06/14(日) 12:20:36 ID:
本格推理小説としての価値は、基本的には、以下の基準で判定する。
①フェアな情報提示と緻密な推理過程がある。
②高度な専門的知識がないと作れないトリック、叙述トリックは基本的に禁じ手。
9:2009/06/14(日) 12:50:15 ID:
>>6
どんな作品までを「本格推理小説」とみなせるか、という問題。
普通、カーやクイーンなどの作品が「本格もの」のお手本とされる。
10:2009/06/14(日) 13:30:12 ID:
島田、法月、歌野、二階堂は正統派だと思う。
もちろん全作品というわけではないが。
11:2009/06/14(日) 13:49:06 ID:
チャンドラーは許してくれる?
12:2009/06/14(日) 13:50:48 ID:
>>4
おもしろい。
本格推理小説は論理パズルであるべき、というわけね。
13:2009/06/14(日) 13:54:29 ID:
>>11
アウト。
チェスタトンなら許せるけど。
17:2009/06/14(日) 23:58:48 ID:
>有栖川の小説が正統派、綾辻はぎりぎりセーフ、京極はアウト。
適当に作家名当てはめればいいんだもんなw
鮎川哲也の小説が正統派、乱歩はぎりぎりセーフ、松本清張はアウト。
19:2009/06/15(月) 10:39:38 ID:
・犯人は単独犯の方が望ましい。
・どんでん返しはあった方がよい。
・不可能犯罪、大胆なトリックはあった方がよい。
・機械的トリックよりも心理的トリックの方が望ましい。
・容疑者は多いほうがよい。
21:2009/06/15(月) 10:49:48 ID:
>>17
スレ違いの余談になるけど
鮎川は、りら荘以外は好きになれない。乱歩は、明智探偵ものは全部大好き。
松本は、推理ものとしては興味ない。
日本の古典では、高木彬光の作品が一番好き。
36:2009/06/16(火) 13:04:18 ID:
東野は?
41:2009/06/17(水) 10:21:17 ID:
頭の堅い本格ファンは複数いる。いや、多数いるはず・・・
最も切り詰めた定義
・言葉による情報提示・説明だけだけでも成立可能な論理パズルである。(4氏の定義)
・フェアな情報提示&理詰めの推理過程と解決、という形式を備えている。
42:2009/06/17(水) 10:32:25 ID:
>>36
正統派の本格ものとして魅力を感じるのは、「放課後」あたりの作品だけ。
ガリレオものは、映像だけで十分。
43:2009/06/18(木) 10:01:54 ID:
本格ものにおいては、フーダニット>ハウダニット>ホワイダニット。
ホワイダニットは、論理パズル的にはあまり関係がない。
ただし、ホワイダニットが軽視されると、物語の魅力は半減すると思う。
47:2009/06/18(木) 12:16:54 ID:
>>42
「どちらかが彼女を殺した」なんかは結構、推理の展開が良かった覚えあるわ
ドラマ化とか映画化されてるような、世間一般に好かれてるやつはキツイ
50:2009/06/18(木) 15:33:33 ID:
1.不思議、謎、不明な事象が起こる
2.観察者が「これから解明する」と宣言する
3.2の過程、目的が妥当である
4.解明するまで(または解明できたと同等)の方法が説明されている
5.4の説明が妥当(超自然、不自然でない)である

作家じゃなくて作品の性質で分けるべき
パズル調より論文調の方がしっくりくる
目的、方法、結果、考察が一貫していること、合理的なこと
51:2009/06/19(金) 11:31:00 ID:
>>47
その作品は、途中まではガチの本格と言ってもいいと思う。
52:2009/06/19(金) 11:55:23 ID:
本格という形式にこだわるなら、
叙述トリックをどこまで認めるか?
ハウダニットにおいて、機械仕掛けに頼るトリックをどこまで認めるか?
という問題は重要だと思う。
53:2009/06/19(金) 22:30:08 ID:
本格ミステリならともかく、叙述モノは本格推理小説とはいえんだろ
伏線に気付けば犯人がわかる小説なんて、推理小説の名に値しない
54:2009/06/19(金) 22:59:33 ID:
本格ミステリと本格推理を区別する意味がよくわからない
55:2009/06/19(金) 23:16:10 ID:
予想通りわけわかんない奴が出てきたなw
56:2009/06/20(土) 11:08:05 ID:
>>53
本格ミステリと本格推理との区別の基準は何だろう?
島田荘司も区別してたけど、島田の区別はあまり納得できなかった記憶がある。
58:2009/06/20(土) 17:08:35 ID:
>>50
の条件からすと、レイモンド・チャンドラーとかはOKそうだな
ハード・ボイルド系って、本格推理小説とは一線を画すイメージがあったが、そうでもないんだな
91:2009/07/02(木) 14:41:45 ID:
『え? この人が男性だなんてひとことも書いてませんよ』とか
その手の叙述トリックを犯人当て小説で使われると
自分はちょっとへこむ。

すべてを書き記したうえで『さあ、手がかりは揃いました』と
やってほしいと願ってる。
99:2009/07/04(土) 14:00:39 ID:
たった一つのハウダニットで読者を騙し通そうとするのが、逆に挑戦的でいいと思うなー
102:2009/07/05(日) 11:55:20 ID:
「謎」と「からくり」と「筋の通った真相解明」という3要素があれば、「本格ミステリー」とみなしていいと思う。
フェアさや論理性について「本格ミステリ」より厳しい条件が課されるのが「本格推理」。と、いちおう区別しておく。
103:2009/07/05(日) 15:44:37 ID:
その区別も世間的に認知されたものではないね。
俺から見ると、最初の三要素は「本格推理」の要素だと思う。
「筋の通った真相解明」ということは、=「フェアさ」であり「論理性」だから。
本格ミステリの作家の中には、さらに独特の雰囲気だとか、意外性だとか
を条件に加えて、「これぞ本格ミステリ」とか言っている人が多いように思う。
104:2009/07/05(日) 22:51:06 ID:
ぶっちゃけ雰囲気や意外性は二の次だよね
論理の意外性は必要だけど、それ以外の意外性は実はなくてもいい
108:2009/07/06(月) 18:35:38 ID:
>>103
なるほど。参考になる。私の定義は少し分かりにくいな。
いちおう補足しておくと、筋の通った真相解明があっても、
謎とトリックに偶然性を利用するものや、可能性の絞込みに飛躍があるものなどは、
フェアさや論理性という点で弱さを感じるので、そこがきちんとしているのが「本格推理」という感じなんだけどね。
110:2009/07/07(火) 01:31:50 ID:
>>102
その区別は必要以上にややこしくしてると思う
111:2009/07/07(火) 01:33:33 ID:
鯨統一郎がミステリアス学園で、「本格度」をレベルで表していて、それが結構的を得ていておもしろかったな。
レベル1 読者にもあらかじめ公平に示された手がかりによって、謎が論理的に解明されている部分があること。
レベル2 さらに、そのことによって得られる快感を、作品の主な目的としていること。
レベル3 さらに、解明された真相に意外性があること。
レベル4 さらに、使用されたトリックに独創性が、もしくは示されたロジックに充分な緻密性があること。
レベル5 さらに、読後、過去、感銘を受けた本格ミステリ作品に肉薄、もしくは凌駕するほどの驚愕があること。

つまりレベル1では謎→解決というものがあれば、本格ミステリになりうるべきってわけだ。
だからイニシエーション・ラブとかは本格なんだな。
112:2009/07/07(火) 02:22:42 ID:
レベル4のロジックの緻密性ってのは分かるんだが、
レベル5なんかは本格としての出来不出来の問題であって
本格としての度合いを計るもんではない気がする
113:2009/07/07(火) 12:00:09 ID:
魅力的な謎、奇想天外なトリック、驚愕の真相という面を最優先に追求すると、
フェアさや論理性が犠牲になる場合がある。
チェスタトンのミステリーなどはその典型。
チェスタトンの小説は、「本格推理」に近い「本格ミステリー」としておきたい。
115:2009/07/19(日) 06:57:15 ID:
本格推理、と帯に書いてあったから買ったのに
真相が「犯人はタヒんだ振りをした後、謎の新薬を注射してカメレオンに変身していたのだ」なんて言い出した小説があって流石に壁に投げた。
ライトノベルでやれ、って言うか詐欺だろこれ……何が本格だ、ふざけるなよ。こいつの本は二度と買わん。
131:2009/08/05(水) 11:19:30 ID:
新本格の次の世代のような「本格風ミステリー」の元祖は、小栗虫太郎だと思う
145:2009/09/21(月) 11:50:48 ID:
本格ミステリーの価値を決めるのは、魅力的な謎と驚愕の真相という部分だと思う。
もちろん、(長編なら特に)ストーリーも面白くないといけないが。
147:2010/03/03(水) 04:07:15 ID:
>>4
に加え、謎の解明前にすべての手掛かりを示し、かつ探偵は解明できるが多くの読者は解明出来ない
これを本格推理の定義にしてほしい

よって論理パズルでもOK
論理パズルは、本格推理ではあっても本格推理小説ではないかもしれん
158:2010/06/26(土) 19:47:17 ID:
島田荘司以降アウト
159:2010/06/27(日) 07:05:52 ID:
レイモンド・チャンドラー以降アウト